デイナイトケアで働く際におすすめの資格

社会的役割が大きく需要も伸びている「デイナイトケア」

患者を支えるデイナイトケア

持っていると有利な資格

持っていると有利な資格

デイナイトケアで働く看護師におすすめの資格を紹介します。働くにあたって看護師資格以外に特別な資格は必要ありませんが、持っていればステップアップに役立ちます。もちろん、働きながら資格を取得することも可能です。

おすすめ資格5選

1つ目は「精神看護専門看護師」です。専門看護師の主な役割は「個人・家族などの集団に対して卓越した看護を実践する(実践)」「ケア提供者に対するコンサルテーション(相談)」「ケアを円滑に行うために保健医療福祉に携わる人々のコーディネーション(調整)」「個人・家族などの集団の権利を守るための倫理的な問題や葛藤の解決(倫理調整)」「看護者に対してケアを向上させるための教育(教育)」「専門知識や技術の向上並びに開発のための研究活動(研究)」です。それに加えて、精神看護専門看護師は「精神疾患患者への質の高い看護」「心のケアを行うリエゾン精神看護」などの役割を担います。自分の業務だけでなく、他のスタッフへの教育や研究などを実施することでチーム全体のレベルアップにつながります。
2つ目は「精神科認定看護師」です。精神科認定看護師の主な役割は「優れた看護実践能力を活かした質の高い看護の提供」「精神科看護に関する相談受付」「精神科看護に関する指導」「精神科看護に関する知識発展への貢献」です。
3つ目は「保健師」です。保健師は予防的な視点を持って患者と関わります。健康教育や精神保健指導などを行い、疾患予防や再発防止活動に尽力します。
4つ目は「精神保健士」です。デイナイトケアに通う患者を社会的な存在として捉えた上で、医療・福祉サービスの橋渡し役として機能します。デイナイトケア以外のサービスを必要とする患者がいた場合には、各機関との連携・調整を行います。
5つ目は「カウンセラー」です。デイナイトケアに通う人の中には、心理カウンセリングを必要とする人も少なくありません。資格があればカウンセリング治療を行うことが可能となります。

その他の資格

上記で紹介したもの以外だと「アロマテラピー」「色彩心理学療法士」などの資格もおすすめです。精神疾患を抱えている患者にとって重要なのはリラックスできる空間です。アロマを活用して精神的安定を図ったり、色彩を上手く活用して行動を促すなど、あらゆる場面で役立ちます。
なお、働きながら資格の取得を目指す際は、資格取得支援制度のある職場で働くことをおすすめします。制度を設けている職場は、勤務時間の調整や費用の援助などをしてくれます。

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